猫のトイレは、固まる猫砂を使用する普通のトイレとすのこ式のシステムトイレの2つに大きく分けることができます。この記事では、トイレの種類や使い方、メリット、デメリットについて説明します。
あなたとあなたの猫の両方にとって、ベストな猫トイレを見つけてください。
普通のトイレ
プラスチックの猫トイレに、固まる猫砂を2〜3cm入れます。
うんちもおしっこも猫砂が吸収して固まるので、その塊を除去します。
パーツも少なく、洗いやすいのがメリットです。
すのこ式のシステムトイレ
すのこ式のシステムトイレは、2層式になっています。
トイレ上部には固まらない猫砂を入れ、下部にはトイレシートを敷きます。
おしっこは下部のトイレシートが吸収し、うんちは猫砂が付いて脱臭・抗菌してくれます。
毎日のお掃除は上段のうんちだけ、トイレシートの交換は1週間に一回のため、毎日の世話は手間がかからないでしょう。
しかし、パーツが多いので掃除は少し大変かもしれません。
普通のトイレ | すのこ式システムトイレ | |
猫砂 | 固まる猫砂 | 固まらない猫砂 |
シート | 不要 | 必要 |
コスト | ○ | △ |
毎日の世話 | △ | ○ |
トイレの掃除 | ○ | △ |
すのこ式のシステムトイレは、臭いのコントロールや清潔性に優れていますが、初期コストと定期的なメンテナンスが必要で、猫の適応にも注意が必要です。 トイレのサイズと配置にも注意しましょう。
猫はトイレをすると猫砂で隠します。そのため、猫砂が飛び散ることが多いです。トイレの形をどうするかも、置く場所やサイズ、猫の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
オープンタイプ
猫砂が飛び散りやすいです。トイレをしたらすぐに気がつきます。
ハーフカバータイプ
オープンタイプより猫砂が飛び散らないようになっています。
ドームタイプ
猫砂が飛び散らないです。見えにくいので、猫によっては安心して使用できるでしょう。
その他
上から入るタイプ
猫砂が周りに飛び散らないので安心です。見た目もすっきりします。
フルカバータイプ
上から入るタイプ同様、猫砂が飛び散らないので安心です。カバーつきなので、臭いの軽減にもなります。
全自動タイプ
猫のうんちやおしっこの確認ができないので、健康管理という面では不向きです。金額も高額です。しかし、長時間家を留守にする場合などにはおすすめです。
どのトイレがあなたとあなたの猫に適しているかは、猫の好みやあなたのライフスタイルに依存します。手入れが楽なシステムトイレを選ぶか、コストを重視した普通のトイレを選ぶか、慎重に考えて決定しましょう。猫の快適さと健康を最優先に考えることが大切です。
どのトイレがあなたの猫に適しているか考慮すべき事項:
- 猫の好み: まず、あなたの猫の好みを考慮しましょう。 フルカバーが苦手な猫や、逆に見えない方が安心できる猫もいます。猫が快適に利用できるトイレを選びましょう。
- 忙しさ: あなたの日常生活が忙しい場合、すのこ式システムトイレは毎日の世話の手間が少なくてすむのでおすすめです。 ただし、トイレのメンテナンスは忘れずに行う必要があります。
- 予算: 予算は重要です。システムトイレは猫砂だけでなく、トイレシートも必要となるので、一般的なトイレと比べるとコストは高くなります。維持できる予算内で選びましょう。
- 臭い:臭いが気になる場合、普通のトイレよりすのこ式システムトイレの方が消臭効果が高いです。しかし、こまめな掃除やトイレの形でも臭いは軽減できるでしょう。どのトイレにしても、定期的な掃除と猫砂の交換は必要です。
- 空間と設置: トイレを置くスペースの大きさを考えましょう。システムトイレは、普通のトイレよりも大きい場合があります。また、形にもよってサイズは大きく異なります。
おすすめ猫トイレ
すのこ式システムトイレです。1ヶ月分の猫砂やシートが入っているのですぐに使用できます。
上から入るタイプの猫トイレです。シンプルでおすすめです。
子猫におすすめです。小さいので、狭い場所にも最適です。
最終的に、あなたとあなたの猫のニーズに最適なトイレを選びましょう。
そして、猫のトイレは猫の健康に大きな影響を与えるため、慎重に選択し、猫が快適に利用できるように維持管理しましょう。