初めて猫を飼う方必見!猫の健康管理の基本と日々のチェックポイント

初めて猫を飼う
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猫を初めて迎えると、そのかわいらしさや独特のしぐさに癒されますが、同時に「ちゃんとお世話できるかな?」と不安に感じることもあるでしょう。

猫は自分の体調を隠す習性があるため、飼い主が日々の健康管理に気を配ることがとても大切です。

この記事では、猫を初めて飼う人でも無理なくできる基本的な健康管理について、分かりやすく説明します。

毎日のチェックや適切な食事、定期的な予防接種など、猫が元気に長生きするためのケアのポイントをお伝えします。

日々の健康管理

猫は自分の体調を隠す習性があるため、飼い主が日々の様子をしっかり観察することが健康管理の始まりです。

日々確認しておきたいポイントを以下にまとめました。

食事の様子

  • 食欲が落ちていないか
  • 急に食べすぎていないか
  • 食べ方に変化はないか
  • 水を飲む量が増えていないか

トイレの様子

  • 排泄の回数や量
  • 排泄の色や匂い
  • 下痢や便秘、血尿等がないか
  • 排泄しづらそうにしていないか

毛づくろい

  • いつもよりしつこく毛づくろいをしていないか
  • 毛並みがツヤツヤしているか
  • 皮膚に赤みやかゆみがないか

行動の変化

  • いつもより元気がない
  • 繰り返し嘔吐していないか
  • 隠れがちになる
  • いつもと違って、触られたり、抱っこを嫌がったりしないか

日々の健康チェックは、猫が元気で長生きするために欠かせない習慣です。

食事やトイレ、行動の状態を確認することで、体調の変化に早く気づくことができます。

まずは、健康な状態を知っておくことが大切です。

食事は好き嫌いの場合もありますが、病気の疑いもあります。

水を飲む量が多くなったら、腎臓の病気が疑われます。

いつもと様子が違う場合、早めに気づいて対処できるようにしましょう。

猫の食事管理

猫の健康を守るためには、バランスの取れた食事が大切です。

市販のキャットフード(総合栄養食)は、猫に必要な栄養素がバランスよく含まれています。

猫の年齢に合わせて、子猫用、成猫用、高齢猫用のフードを選ぶのがベストです。

また、猫は水をあまり飲まないため、いつでも新鮮な水が飲めるようにしておきましょう。

食欲や食事量の変化にも注意し、異常がある場合は早めに獣医師に相談しましょう。

猫の食事の基本について『初めてでも安心!猫の食事管理と健康な食生活のポイント』という記事に詳しく書いています。

定期的な予防接種と健康診断

猫の健康を守るためには、定期的な予防接種と健康診断が重要です。

予防接種

予防接種は、猫カゼや猫白血病などの感染症を予防できます。

動物から感染するリスクが高いので、適切な時期にワクチンを接種することが推奨されます。

生後2ヵ月と3ヵ月の子猫のとき、その後は年1回受けるのが基本となります。

室内飼いで外に出ていない猫でも、定期的に受けるのが望ましいです。

日本では、3種混合ワクチン・5種混合ワクチンが一般的です。

健康診断

健康診断では、日々の観察では気づきにくい病気や異常を早期に発見できるため、早期に治療開始できます。

猫は自分の体調を隠す習性があるため、健康に見える猫でも定期的に受診するのが理想です。

特に7歳以上の高齢猫は、年に2回以上の受診をお勧めします。

日常のお手入れ

猫が健康で快適に過ごせるように、飼い主が行うべき欠かせない習慣です。

猫が快適に過ごせるよう日常のお手入れをしっかりしてあげましょう。

爪切り

猫の爪は、月に1〜2回切ってあげましょう。

特に室内飼いの猫は外で爪を減らす機会が少ないため、定期的に切る必要があります。

伸びた爪で自分自身や飼い主にケガをさせたり、爪とぎによる部屋の被害をおさえてくれます。

爪は、透明な部分だけを切ります。 深く切りすぎると血が出るので注意が必要です。

最初は猫が嫌がるかもしれませんが、少しずつ慣らしていくとスムーズにできるようになります。

どうしても難しいようであれば、無理をせず動物病院などで切ってもらうのもアリです。

ブラッシング

猫の健康のためにも、定期的なブラッシングは非常に重要です。

特に長毛種の猫は、毛が絡みやすく、毛玉ができやすいため、毎日ブラッシングしてあげましょう。

抜け毛を減らし、毛球症(飲み込んだ毛が体内で固まる状態)を予防することができます。

短毛種の猫も、週に数回のブラッシングをおすすめします。

歯みがき、耳や目のそうじ

猫の歯のケアは見落とされがちですが、歯石や歯周病は猫に多いので重要です。

専用の歯ブラシや歯磨きシートを使って歯を磨いてあげましょう。

最初はガーゼなどで歯を軽く拭いて慣らし、その後、歯ブラシに移行するとスムーズです。

口が強い場合や歯茎が赤くなっている場合は、早めに動物病院で診察を受けましょう

目や耳は汚れているときだけそうじしてあげるとOKです。

頻繁に汚れる場合は、病気の可能性もあります。

ストレスの予防と対策

猫の健康管理には、ストレスを予防し、軽減することが非常に重要です。

猫は繊細で環境の変化に敏感な動物で、ストレスが健康に大きな影響を与えることが考えられます。

日々の生活の中でストレスを予防・軽減としてできる具体的に挙げていきます。

快適な住環境を整える

猫のために、安全で落ち着ける環境は非常に重要です。

食事の場所やお皿、トイレ、ベッドなどは、いつも清潔にしておきましょう。

適度な遊びと運動

猫は遊びや体を動かすことでストレスを発散します。

特に室内飼いの猫は運動不足になりがちなので、毎日の遊び時間を大切にすることが大切です。

猫にあった生活リズム

猫は基本的に夜行性ですが、飼い主の生活リズムに合わせる事もできます。

毎日決まった時間に起きる、ご飯をあげる、寝るなど、規則正しい生活を心がけましょう。

過度の干渉は控える

猫は独立心強いため、遊んだり抱っこしたりすることが逆にストレスになることもあります。

かまいすぎも猫は嫌がるので、少しでも嫌な素振りを見せたらかまうのをやめましょう。

遊んで欲しい時は、猫の方から近づいてきますので、それまで待つようにしましょう。

まとめ

繰り返しになりますが、猫は自分の体調を隠す習性があるため、飼い主が日々のケアと健康チェックがとても大切です。

飼い主として毎日の世話や健康チェックを続けることで、猫が元気で長生きできる環境を整えることができます。

いつもと様子が違うなと感じたときは早めに獣医師に相談したり、定期的な健康診断や予防接種で病気を予防して、猫の健康を守りましょう。

愛猫の健康をしっか​​り見守り、幸せな生活をサポートしていくことが、飼い主としての大切な役割です。

これから猫を飼う方も、もう猫を飼っている方も、愛猫が健康で幸せに過ごせるよう心掛けていきたいですね。

猫の健康管理は、なかなか大変です。

私が最も苦手とするのが、爪切りです。我が家の猫、すごく嫌がるんですよね。爪切り。

1回では終わらないので、少しずつ・・・

切り過ぎたら・・・って、私もビビってしまってるんでしょうね。

本当に上手くできなくて、動物病院を頼ることもあります。

でも、動物病院だと爪切り代の他に診察代もかかってしまいます。

最初に、爪切りを子ども任せにしてしまったのがいけなかったなと思います。